庭木を伐採したあと、一番の悩みとなるのが「残された根っこ(抜根)」ですよね。
「スコップで掘ってもビクともしない……」
「業者に見積もりを取ったら、1本2万円と言われて驚いた」
悩んでいる人庭木に残った根っこ、どうしよう?
そんな風に絶望していませんか?
私も同じように悩み、最初は「ハイリフトジャッキ」を使えば楽に抜けるんじゃないか?と考えたりもしました。
YouTubeなどでサクサク抜いている動画を見ると、神ツールに見えますよね。
しかし、実際に調べて、最終的に私が選んだのは「チェーンブロック」でした。
この記事では、DIY初心者の私がなぜハイリフトジャッキではなくチェーンブロックを選んだのか。
そして、実際に2.5万円で道具を揃えて抜根を完遂した全記録を公開します。



失敗から学んだ「絶対に必要な5つの道具」を読んで、私の屍を超えていってください(笑)!
→今回私が使った最強セットはこちら(品番確認して、中古購入もあり!)
庭木の抜根を業者に頼むと高い!DIYなら2本で元が取れる


庭の手入れで意外と盲点なのが、伐採よりも「抜根」の方が費用が高くなりやすいということです。
業者さんにもよりますが、1本あたり15,000円〜20,000円ほどかかることも珍しくありません。
「数本抜きたい木があるけれど、それだけで10万円近い出費は痛い……」 そう考えて私はDIYを決意しました。
結果的に、道具をすべて揃えるのに約2.5万円かかりましたが、2本抜いた時点で完全に元が取れました。
さらに、一流メーカーの道具を選べば、使い終わった後にリセール(売却)することも可能です。
実質的なコストを考えると、DIYは圧倒的にお得な選択肢になります。
抜根の道具、なぜ「ハイリフトジャッキ」ではなく「チェーンブロック」なのか?


抜根のDIYを調べると、必ずと言っていいほど「ハイリフトジャッキ」が候補に上がります。
耐荷重が3トン近くあり、テコの原理でグイグイ引き上げる力は確かに魅力です。
実際にハイリフトジャッキで抜根されている方のレポートを見ると、
「鍬(くわ)で掘るアナログな方法よりは遥かに早い!」
「1本2時間かからずに抜けた!」
という声もあり、神ツールのように思えます。
それでも私がチェーンブロックによる「三脚抜根」を選んだのには、3つの決定的な理由があります。
1. 安定感と安全性が段違い(三脚抜根のメリット)
ハイリフトジャッキは地面に置いて使用するため、大きな負荷がかかった際にジャッキ本体が倒れたり、跳ねたりするリスクがあります。
特に根っこが斜めに浮き上がると、重心がズレて非常に不安定になりがちです。
不慣れな人だと、この「不安定さ」に恐怖を感じることも少なくありません。
一方、チェーンブロックは単管パイプで「三脚」を組み、その頂点から吊り上げる構造です。
力が常に「真上」に垂直にかかるため、初心者でも安全に作業に集中できるのが最大のメリットでした。



DIYでは安全第一で!
2. ストロークが長く、作業を中断しなくていい
ハイリフトジャッキは、一度のレバー操作で引き上げられる距離(ストローク)に限界があります。
根が深い場合、何度もジャッキの下に土台を敷き直したり、セットし直したりする手間が発生し、そのたびに不安定な足場と格闘することになります。
チェーンブロックなら、一度セットすれば数十センチから1メートル以上をノンストップで引き上げられます。
「今、根が浮き始めた!」という一番大事な場面で手を止めずに一気に抜き去るには、チェーンブロックが圧倒的に有利です。
3. コスパとリセールバリュー(使い終わった後に高く売れる)
ハイリフトジャッキの正規品(Hi-Lift製など)は、全長150cmクラスだと本体だけで4万円近くすることもあります。



中華製は安いのあるけど、正直怖い・・・
一方で、チェーンブロックなら三脚用の道具一式(ヘッドやベース含む)を揃えても約2.5万円ほどで収まります。
さらに、今回おすすめする「KITO(キトー)」などの国内一流メーカー品は、中古市場でも絶大な人気があります。
作業が終わった後に売却することを考えれば、実質的なコストはさらに安くなります。
木の根っこを抜く道具はこれ!チェーンブロック抜根に必要な5点セット


業者に頼めば数万円かかる抜根ですが、道具さえ揃えてしまえば2本抜いた時点で完全に元が取れます。
私が「安全第一」で実際に厳選した、最強の5つのアイテムを紹介します。
①チェーンブロック:KITO(キトー)製
チェーンブロックは『KITO』というメーカーのものが絶対におすすめです。
安心の日本製で、プロの現場でもシェアが高く、何よりリセール価値が抜群に良いです。
業者の方のYouTube動画を見ても、ほとんどの方がKITO製を使用しています。
命に関わる道具なので、安価な中華製はやめておいたほうが安心です。 抜根が目的であれば、1.5トン〜2トンモデルで十分です。
②三脚ヘッド:タコマン製
単管パイプを3本組み合わせて、チェーンブロックを吊るすための要となる道具です。
こちらも信頼の日本製『タコマン』を選びました。
中華製でもっと安い製品もありましたが、「使っていたら負荷でヒビが入った」というレビューを見てゾッとしました。
ここをケチると大事故に繋がりかねないので、信頼できるメーカーを選びましょう。
③三脚ベース:タコマン製
単管パイプの足が地面にめり込むのを防ぐための台座です。
「これぐらい無くても大丈夫でしょ」と思うかもしれませんが、抜根時は想像を絶する圧力がかかります。
これがあっても地面にめり込むほどなので、必須アイテムと言えます。
土台が安定していないと、三脚が倒れる原因にもなり非常に危険です。
④単管パイプ:2m(3本)
三脚の足になるパイプです。
大きな木を抜くならさらに長いものが必要ですが、幹の太さが20cm程度までなら2mで十分でした。
2mなら普通乗用車でもなんとか運べるサイズなので、DIYには最適です。



単管パイプだけは近くのホームセンター(コメリやカインズなど)で買うのが一番安いです!
⑤スリング:ナイロンとワイヤーの両方がおすすめ
根っこに引っ掛けるためのベルトですが、私はここで少し遠回りをしてしまいました。
最初はナイロンスリングだけでしたが、結局ワイヤースリングも買い足しました。
それぞれに一長一短があるからです。
- ナイロンスリング: 通しにくいが、一度通せばしっかり掴んでパワーが出る。
- ワイヤースリング: 細いので隙間に通しやすいが、食い込みすぎて木が切れることがある。
どっちもあると、根っこの形状に合わせて使い分けられるので作業が止まりません。
長さはどちらも1mあれば十分でした。
【実践】チェーンブロック抜根の手順と「やってわかった快感」


セットアップが完了したら、いよいよ引き上げ作業の開始です。
チェーンを引くたびに、地面の奥底から「ブチブチブチッ」と根っこが引きちぎれる音が響き渡ります。
実際に抜根にかかる時間は、木の種類や根の張り方によって様々でした。
抜きやすい木であればわずか5分。
非常に手強い木でも、周囲を少しずつ掘りながら格闘すれば、3時間ほどで決着がつきます。
地面が「モコモコッ」と持ち上がる瞬間の変態的快感(笑)
この作業の醍醐味は、なんといっても根っこが浮き上がる瞬間です。
チェーンを巻き上げていくと、地面がボコボコッと盛り上がり、巨大な根っこが姿を現します。
この「モコモコ感」を一度味わってしまうと、あまりの気持ちよさに疲れも吹き飛びます。
人力では絶対に不可能だった相手を、道具の力でねじ伏せる。 まさにDIYの真骨頂と言える瞬間です!
【失敗談】私の屍を超えていけ!抜根作業で後悔したポイント


作業自体はスムーズでしたが、事前の「伐採」の段階で大きなミスをしていました。
これから挑戦する皆さんには、私と同じ後悔をしてほしくありません。
木を短く切りすぎると、スリングを引っ掛ける場所がなくて絶望する
私は当初、抜根のことを深く考えずにノコギリでバッサリと木を短く切りすぎてしまいました。
するとどうなるか。
いざ抜根しようとした時に、スリング(紐)を引っ掛ける「引っ掛かり」がなくて、ツルツルと滑ってしまうのです。
引っ掛ける場所がないと、チェーンブロックのパワーを根っこに伝えることができません。
結局、滑らないように工夫するだけでかなりの時間をロスしてしまいました。
抜根を考えた「長めの伐採」を強くおすすめする理由
庭木を伐採する際は、後の抜根作業を見越して、主となる幹を50cm〜1mほど長めに残しておくことを強くおすすめします。
幹が長く残っていれば、スリングを巻き付けやすく、またテコの原理で揺らしたりすることもできるので、作業効率が劇的に上がります。
「抜根までが伐採」という気持ちで、少し不恰好でも長めに残しておきましょう!
まとめ|チェーンブロックがあればDIY抜根は怖くない!


今回は、チェーンブロックを使ったDIY抜根のリアルを紹介しました。
結論として、正しい道具さえ揃えれば、DIY初心者でも確実に巨大な根っこを抜くことができます。
最後にもう一度、ポイントをまとめます。
- 安定感と安全性を求めるなら「チェーンブロック三脚」が最強
- チェーンブロックと三脚ヘッドは、信頼の「日本製」をケチらず選ぶ
- 伐採のときは、スリングを引っ掛けやすいように幹を「長め」に残す
業者に頼む数万円を節約できるだけでなく、自分の力で庭を切り拓いていく達成感は格別です。



皆さんも安全第一で、ぜひこの「モコモコッ」という快感を体験してみてください!
以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。










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