こんにちは。
ひろブログのひろです。
あなたはここ1週間、1日どれくらいスマホを使っていますか?
現在の大人は平均して、1日4時間もスマホに費やしているそうです。
そして、今回レビューをするこの本の著者:アンデッシュ・ハンセンさんもそのうちの一人だったのです!
実はこの本を書いたのには個人的な理由がある。1年前、自分が毎日スマホに3時間近く費やしていることに気づいてショックを受けたのだ。3時間もだなんて!
アンデッシュ・ハンセン/スマホ脳
分かっていてもスマホをやめられない、そんな私たちが脳のどのような原理によってそうなっているのか、そして1日3時間もスマホに費やしたことによる脳への影響について、この本では詳しく追及・研究されています。
スマホをやめたい、スマホを何時間も使う生活に疑問を感じているあなたにぜひ手に取っていただきたい1冊です!
スマホは脳の報酬システムを利用して作られている
皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません。
スマホは、使用者を依存させるためにスロットマシーンやカジノなどのギャンブルのシステムを組み込んでおり、特にSNSの開発者は人間の脳の報酬系のシステムを詳しく理解し、最も効果的な方法で脳を依存させようと設計しているとのことです。
少し陰謀論ではないか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際に1日3時間もスマホに費やしているという事実から私たちの脳は完全に依存している、と言えるのではないかと思います。
フェイスブックの元CEOはこのように述べているそうです。
できるだけ長い時間その人の注目を引いておくにはどうすればいい?人間の心理の弱いところを突けばいいんだ。ちょっとばかりドーパミンを駐車してあげるんだよ。
ショーン・パーカー(フェイスブック社元CEO)
スマホのギャンブル性については、私も思い当たるところはあります。
それはメルカリやヤフオクなどのフリマアプリです。新品で購入するよりも圧倒的に安く購入できることから何かを購入する際はフリマアプリでまず検索してみるのが癖になっていました。
今思うとそれも、脳の報酬系を利用したシステムに依存されられていたかもしれません。
報酬系システムを激しく作動させるのは、お金、食べ物、セックス、承認、新しい経験のいずれでもなく、それに対する期待だ。何かかが起こるかもしれないという期待以上に報酬中枢を駆り立てるものはない。
アンデッシュ・ハンセン/スマホ脳
食事中のスマホで不幸せに?
食事やお茶をしている最中に相手がスマホを取り出すと、毎回イライラする。自分だってちっとも偉そうなことを言えるような人間じゃないのに。
アンデッシュ・ハンセン/スマホ脳
皆さんもこんな経験ありませんか?
私は心当たりがありすぎて、あるある!と思ってしまいました。。
本書でもいくつか研究が紹介されていますが、テーブルの上にスマホがあるかどうかでディナーの満足度が落ちるという研究結果があるそうです。
特にスマホが視界に入っているかどうかが、重要なようで、私も食事の時、話しかけられた時、何か人と話すときは、スマホを見えないようにしたいと思いました。
デジタルデトックスはどうすればよいか?
それでは私たちがスマホから離れるためにはどうすればよいか?
この問いに対する本書の一番お勧めしている対策は、「運動する」でした。
この本でもたくさんの研究結果を例に運動のメリットが紹介されていました。
- 集中力が増加する
- ストレス解消
- 頭の回転が速くなる
たしかに運動をしている瞬間って、スマホを強制的にいじれない状態になりますし、運動している瞬間はスマホのことを忘れられる気がします。
どんな運動でも良いらしいのですが、中でもおすすめされているのは心拍数を上げる運動、とのことです。
私が実際に日常生活へ取り入れたもの
本書を読んで、なんとかスマホ依存から脱却し、より充実した毎日を送りたいと強く思うようになりました。
特に私は下記のアドバイスを取り入れたいと思います。
目覚まし時計と腕時計を買う
スマホでなくてもいいものは、なるべくスマホを使わないようにする、ということで、もともと持っていましたが、使っていなかった時計を引っ張り出してきて使っています。
自分のスマホのスクリーンタイムを知る
一日にどれくらい自分がスマホを手に取っているのか?、どれくらいの時間をスマホに費やしているのか?、まずをそれを知ることが重要です。
今はスマホ時間を制限するアプリもたくさん出ていますし、iPhoneを使用してる方は、純正のスクリーンタイムのアプリがおすすめです!
無料で、スクリーンタイムの確認やアプリの制限をかけることが出来ます。
試しに1日1時間制限で1週間過ごしてみたところ、5冊も本を読むことが出来ました。いつもならYoutubeを見て終わっていた時間を有効活用できるようになります。
運動する
本書でも特におすすめされていた運動については、特に力を入れたいと思いました。
私なりの継続の仕方としては、とにかく家で済ませる!という方法です。
ジムに行ったり、外にランニングに行ったり、いろいろ試してみましたが、続きませんでした。天気やジムの込み具合で自分の思った通りに運動できないためです。
自宅トレーニングのおすすめは、①ぶら下がり健康器具、②リングフィットアドベンチャー、です!
特にぶら下がり健康器具は、肩こりにも効きますのでおすすめです!リングフィットアドベンチャーはゲームだからと私も最初はなめていましたが、めちゃくちゃ汗をかけますし、心拍数も上げられます!
SNSでは積極的にコメントする
SNSはいままで見る専門でしたが、SNSを交流の道具として考えて、今までも積極的にコメントしていきたいと思いました。
よく考えると自分の投稿に対して、コメントもらえると嬉しいですもんね。
交流を深めるツールとして使っていければともいます。
まとめ
最後にまとめです。
いま毎日スマホに費やしている時間を他のことに使ったら、もっと生活が充実するとは思いませんか?
この本はそんなあなたの背中を一押ししてくれる一冊です。
行動を起こして、人生を少しでも良いものにしていきましょう!
最後に私の好きな言葉で閉めたいと思います。
メメント・モリ(死を忘れることなかれ)
ラテン語
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