また、ヘッドライトのウレタンクリア塗装に手を出して、失敗。。
2回挑戦して、2回とも失敗。
ということで、ヘッドライトクリア塗装を人の一生分失敗している人間が経験から失敗理由と対策を紹介する。
満足度はめちゃくちゃ高いが、コスパは悪い
結論から言うと、お勧めできない。
理由は
- 環境の用意が難しい
- 塗装自体が難しく、失敗しやすい
のような理由が挙げられる。
一方で、成功すれば、新車の時の感動が得られる諸刃の剣。
環境の用意が難しい
クリア塗装はかなり環境に配慮が必要。
少なくみても下記の条件が必要。
- 気温は低くなり過ぎず、天気は晴れ(かつ時間が取れる休日)
- 周りに塗装が飛んでも問題ない環境
- 風が吹いてない日、もしくは環境
貴重な晴れの休日を使用してまで、失敗するリスクがあるのはきついし、なかなかこんな環境がないことが大半だと思う。
また、クリア塗装のミストが必ず飛ぶので周りへの配慮は必要で、他の車に飛んでしまうと大問題に発展しかねない。
私は、横着してマスキングが甘かったので、隙間からミストが入り込んで大変なことになった。
塗装ミストはトラップ粘土等で除去は可能だが、ミストは広範囲のため、除去作業はかなりの手間。
実際、1台目をやったときにはミストの修正で1日かかった。。
塗装の難しさ
クリア塗装だけなので、板金などのカラーよりは素人のミスは目立ちにくいが、やはり難しい。
実際に失敗するのもこの部分が多い。
ちなみ私はウレタンクリアを2回やって、塗装は2回とも失敗している。
失敗例を全て紹介する。
これからウレタンクリアを挑戦したい人はぜひ反面教師にして欲しい。
失敗例と反省
手袋をつけながらやったら、吹き出し口に手袋が当たって、クリアの吹き付けが垂れた
これは手袋をしなければ防げた。玄人ぶってビニールの手袋をしたのが良くなかった。
しない方が良いし、してもメリットはあまりない。
もしするのであれば密着するものがお勧め。手袋のサイズは小さめで良い。
遠くから吹きつけ過ぎて、クリアに透明感が出なかった
これは1台目で起きたこと。慎重にやり過ぎて、ヘッドライトから距離を取り過ぎた。
でもこれくらいであれば10分置いて再度吹きつけ直せばリカバリは効く。
個人的には10センチから15センチの間で塗装を見ながら進めていくのが良いと思う。
いきなり厚く塗り過ぎてクリアにクラックが入った
これは2台目の失敗。1台目で遠くから吹きつけ過ぎて、全然濡れなかったので、2台目は最初に捨て吹きをした後にすぐに本塗りをしてしまった。
焦りは本当に禁物。捨て吹きをしっかりとして何回も塗り重ねる根気が重要。最低2回は捨て吹きするくらいの心意気が大切。
クラックはクリアの種類によっても起きることもあるらしく、私は2回ともソフト99の通常のウレタンクリアを使ったが、ヘッドライト専用のものだとクラックしにくいらしい。
少し高いが、失費するのに比べたら全然安い。
私が使用したのはソフト99。内容量がたくさんあるので、1台分であれば余裕なところが良い。価格もウレタンクリアでは最安。イエローハットなどの量販で買うと高いのでネットでの購入がお勧め。
ヘッドライト専用はこちら。ホルツ製。少し高いが、失敗したくない人はこっちがいいかも。
クリアを厚く塗り過ぎて垂れた
これも2回目の失敗。
1回目で変にコツを掴んだからか、初歩的な失敗が多い。
慎重さを欠いて、一気に厚塗りしてしまったことが敗因。
3回目の塗装くらいまではクリアは曇っていて良い。最終的にクリアになるので、それを信じるべし。
結論:やるなら自己責任で
2回やって2回失敗した身からすると、あまりおすすめはできないが、満足度は非常に高いことは確か。
ヘッドライトが曇っているとやっぱり古さを感じる。
そしてこちらがクリア塗装後の状態。よくみるとクラックがめちゃくちゃ入っているが、新車のよう。
ウレタンクリアは60点でも満足できる。
余談:塗るタイプのヘッドライトリフレッシュはお勧めしない
私は以前、塗るタイプのヘッドライトリフレッシュをしたが、青空駐車だと半年も持たなかった。
3M製のものでもそのレベルだったので、青空駐車だと維持は厳しいと思う。
安物買いの銭失いにならないように注意したい。
ただ施工はウレタンクリアの4分の1以下で終わる。下手したら賃貸でも可能。
短いスパンでメンテナンスするのもいいのかも・・・
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
コメント