「愛車の下回り、覗いてみたことはありますか?」
中古で購入したCX-5。

外装はピカピカでも、下回りを覗くと少しずつ忍び寄る「茶色のサビ」。
これを放置すると、最悪の場合はフレームに穴が空き、愛車の寿命を一気に縮めてしまいます。
「ディーラーや業者に防錆塗装を頼むと数万円かかるし、かといって自分でするのは難しそう……」
私も同じように悩みましたが、最終的に辿り着いたのが「サビキラープロ」を使ったDIYでした。
サビキラープロは、プロも愛用する「サビ転換剤」。
驚くことに、サビを落とさずそのまま上から塗るだけで、サビの進行を止めることができる魔法のような塗料です。
しかし、いざDIYを始めようとすると「サビキラープロとカラーは何が違うの?」「スロープだけで作業できる?」といった疑問や、やってみて初めてわかった「首の限界」という落とし穴もありました。
この記事では、中古のCX-5を長く大切に乗るために、私が1万円以下で挑戦した下回り防錆DIYの全記録を公開します。
これから愛車のサビ対策を考えている方は、私の「挫折」も含めてぜひ参考にしてください!
→ 今回使用したサビ転換剤「サビキラープロ(ガンブラック)」をチェックする
愛車のCX-5を長く乗りたい!下回り錆止めに「サビキラープロ」を選んだ理由

中古でCX-5を購入し、まず気になったのが下回りのコンディションです。
前のオーナーがどんな環境で乗っていたかに関わらず、長く乗り続けるなら「サビ対策」は避けて通れません。
数ある防錆塗料の中で、私がなぜ「サビキラープロ」を選んだのか。
その理由は、DIY初心者にとって圧倒的にメリットが大きかったからです。
圧倒的なメリット
- サビを落とす「ケレン作業」が不要: 本来、塗装はサビを削り落とすのが一番大変ですが、これは上から塗るだけでOK。
- 水性だから扱いやすい: 臭いも少なく、刷毛の洗浄も水でできるので、自宅の駐車場でも作業しやすい。
- 強力なサビ転換機能: 赤サビを黒サビ状に変えて固めるため、再発を強力に防げる。
業者に依頼すれば3〜5万円はかかる下回り塗装ですが、「自分でやれば1万円以下で、プロ級の薬剤を使える」。
そう思って、私はDIYでの施工を決意しました。
【要注意】サビキラー「プロ」と「カラー」の違いを知らないと失敗する

ネットで「サビキラー」と検索すると、似たような名前の「サビキラープロ」と「サビキラーカラー」が出てきます。
私も危うく間違えるところでした。
サビキラープロは「サビを封じ込める」主役
サビキラープロは、サビ転換機能を持った「下塗り兼用の防錆剤」です。
最大の役割は、今ある赤サビに浸透し、これ以上進行しない黒サビ状に変質させること。
車の下回りのように、すでにサビが発生している場所に直接塗るなら、間違いなく「プロ」一択です。
サビキラーカラーは「見た目を整える」上塗り材
一方でサビキラーカラーは、公式サイトでも「上塗り材」として位置づけられています。
軽度のサビならそのまま塗れるとされていますが、プロほどの強力なサビ転換性能はありません。
- サビを根本から止めたい → サビキラープロ
- プロを塗った後の仕上げに色をつけたい → サビキラーカラー
車の下回り防錆が目的であれば、まずは「サビキラープロ」を塗らなければ意味がありません。
私は下回りに馴染みやすい「ガンブラック」のプロを購入しました。
ひろシルバーよりも汚れが目立たず、これ一本でも十分綺麗に仕上がりますよ!
下回りDIYに「刷毛塗りセット」をおすすめする3つのメリット


車の下回り塗装といえばスプレー(シャーシブラック等)のイメージが強いですが、DIYで行うなら私は断然「刷毛(はけ)塗り」をお勧めします。
1.マスキングの手間が激減する
スプレーの場合、塗料が霧状に舞うため、ボディやブレーキディスクなどに付かないよう広範囲をビニールで覆う必要があります。
刷毛塗りなら、塗りたい場所だけにピンポイントで塗れるので、面倒なマスキングを最小限に抑えられます。
2.塗料の飛散トラブルを防げる
住宅街の駐車場でスプレーを使うと、風に乗って近隣の車や家に塗料が飛んでしまうリスクがあります。
刷毛塗りなら飛散の心配がなく、ご近所に気兼ねなく作業に集中できます。



なかなかスプレー塗りする環境がない方も多いはず・・・
3.「厚塗り」で防錆効果がアップする
サビキラープロはドロドロとした粘度のある塗料です。
刷毛で塗ることで、サビの凸凹にしっかりと塗料を押し込み、厚い塗膜を作ることができます。
これが、強力な防錆効果に繋がります。
【実録】CX-5の下回りに施工した結果と『首の限界』


愛車のメンテナンスにおいて、一番気になるのはやはり「どれだけ綺麗になるか」ですよね。
実際に中古のCX-5の下回りに施工してみて感じた、サビキラープロの驚きの性能と、DIYならではの過酷な現実を正直にお伝えします。
サビを飲み込む!サビキラープロの圧倒的なカバー性能




実際に塗ってみて驚いたのは、その「隠蔽(いんぺい)性」の高さです!
サビキラープロはドロドロとした非常に粘度の高い塗料なのですが、これがサビの凸凹にしっかり密着してくれます。
一度塗りしただけで、それまで目立っていた赤サビがほとんど見えなくなるほどの厚い塗膜が作れました。
「ほんとは良くないかな?」と思いつつ、下処理(ケレン作業)を全くせずに直接塗ってみたのですが、素人目には十分すぎるほど綺麗にサビがカバーされました。
塗料のノビも意外と良く、少量でも広範囲をカバーできるので、コストパフォーマンスも非常に高いと感じました。



このカバー力、すごくないですか?
同時施工した「耐熱ペイント」マフラー塗装の感想




ついでにマフラーの防錆も行おうと、YouTubeなどで評判の良かった耐熱ペイントも試してみました。
こちらはサビキラープロとは対照的に、かなりサラサラとした液体です。
実際にマフラーに塗ってみたところ、サビ転換機能がないためか、サビの上からだと少し塗料が薄く、一度では効果が分かりにくい印象でした。
マフラーに関しては、しっかりと事前のサビ落としをしてから重ね塗りをしないと、耐久性を出すのは難しいかもしれません。
作業開始数十分で訪れた「首の限界」という誤算
サビキラー自体の性能には大満足だったのですが、DIY作業には大きな落とし穴がありました。
それは「体勢」です。
私は今回、アストロプロダクツのスロープ(リフト量約10cm)を使用して車体を上げ、仰向けになって潜り込みました。
CX-5は車高が高いのでなんとかなると思っていましたが、いざ作業を始めると、重い腕を上げ続け、かつ首を浮かせたままの姿勢は想像を絶するキツさでした。
開始からわずか数十分で首に限界がきてしまい、結果的にすべての箇所を塗り切る前に断念するという、悔しい結果に終わりました。
DIY成功の鍵は「リフト量」と「作業体勢」にあり
今回身をもって知ったのは、下回りDIYは「塗料の質」と同じくらい「作業環境」が重要だということです。
リフト量10cmのスロープでは、体を横にするのが精一杯で、自由な動きが制限されてしまいます。
作業自体は刷毛で塗るだけと非常に簡単なので、体勢さえ確保できれば、最高のDIYになるはずです。
DIYの費用と必要な道具まとめ


業者に頼むと数万円は覚悟しなければならない下回り防錆ですが、DIYなら驚くほど安く済みます。
私が実際に揃えた「1万円以下」で愛車を守る最強のセット内容を公開します。
合計1万円以下!下回り防錆に必要なアイテムリスト
私が実際に購入したのは以下の3点です。
これだけ揃えても、予算は1万円でお釣りが来るレベルでした。
- サビキラープロ(ガンブラック): メインの下塗り・防錆剤。下回りに馴染む黒を選びました。
- シャーシブラック: サビキラーを塗った後の保護・仕上げ用として用意。
- 耐熱ペイント(マフラー用): 過酷な熱にさらされるマフラー専用の防錆塗料。



これらはすべて「刷毛(はけ)」で塗れるものを選んでいるため、特別な機械や大がかりなマスキングも不要です。
道具選びで後悔しないためのアドバイス
作業を終えて強く感じたのは、道具への投資を惜しまないことが「完走」への近道だということです。
特に塗料については、迷わず「プロ仕様」を選んで正解でした。
安価なスプレーだけで済ませようとすると、すぐに剥がれたり、サビが再発したりして、結局二度手間になってしまいます。
また、私が今回苦戦した「高さ確保」についても、しっかりとしたスロープやジャッキスタンド(ウマ)を用意することが、首の健康と作業効率を守る最大のポイントです。
まとめ|サビキラープロは最高、でも「作業環境」が成功の鍵!
今回は、中古のCX-5を長く乗るために挑戦した、下回り防錆DIYの記録を紹介しました。
実際にやってみて分かった結論をまとめます。
- サビの上から塗るなら「サビキラープロ」が最強
- 色の好みで「サビキラーカラー」を選ばないよう注意
- 刷毛塗りなら、飛散やマスキングのストレスがない
- 作業をやり抜くには、十分な「リフト量(高さ)」が必須
サビキラープロ自体の性能は本当に素晴らしく、素人の私でもサビを真っ黒に封じ込めることができました。
「愛車をサビから守りたい、でも安く済ませたい」という方にとって、このDIYは非常に価値のある選択肢です。
私の「首の限界」という失敗を教訓にしていただき、皆さんは万全の体制で愛車をピカピカ(の下回り)に蘇らせてみてください!









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